コラム
アンチエイジングに効果的な食べ物
2016年6月17日更新

人間のからだは、一日三回の毎日の食事から作られています。
ですから、骨や筋肉をつくり、健康を保つためにもバランスのよい食事を心がけることが大切です。
さらにこの毎日の食事は、お肌の状態や身体の老化にも影響してきます。
せっかくですから、アンチエイジングを心がけた食材選びで、からだの内側からも健康で美しくなりたいと思いませんか?
ではそんなアンチエイジングに有効な食材をいくつか紹介してみたいと思います。
そもそもアンチエイジングとは?
アンチエイジングとは、様々な意味が含まれますが、美容業界では「老化をできる限り最小限に抑える」といった意味で使われます。
生きている限り身体は衰えますから、その老化を少しでも遅らせ、若さを維持できるようにするのがアンチエイジングです。
老化の要因は、筋肉の衰えやコラーゲンの減少、紫外線ダメージなど様々ですが、その中でも一番大きいのが活性酸素です。
ストレスや喫煙、紫外線等によって、身体の中に活性酸素が発生します。
この活性酸素が細胞を傷つけて身体を老化させ、また、お肌のシミやシワの原因にもなるのです。
要するに、食生活から老化を防ぐには、この活性酸素を押さえて、質のよいビタミンやミネラルを摂ることが良いわけですね。
抗酸化作用の高い食べ物
ではどのようなものがあるでしょうか。
- ビタミンA
肌を正常に育み、乾燥を防ぎます。高い抗酸化作用があり、免疫力をアップさせます。
βカロテンを多く含む緑黄色野菜(にんじん、かぼちゃ、ほうれん草など)や、レバー、うなぎなど。 - ビタミンC
紫外線のダメージを和らげてくれます。お肌のコラーゲンを作る際にも必要です。
柑橘類やトマト、アセロラ、赤ピーマン、黄ピーマンなど - ビタミンE
高い抗酸化作用があり、シミやくすみにもアプローチしてくれます。血行をよくして、動脈の老化を防ぐ効果もあり。
ナッツ類、油脂類、アボカド、たらこなど - アスタキサンチン
サケに含まれるアスタキサンチンは非常に高い抗酸化作用があり、紫外線やストレスで増えた活性酸素を除去してくれます。
缶詰のサケや鮭フレークでもOK。 - その他、抗酸化作用の高い食べもの
その他にも、バナナや、にんにく、ねぎ、しょうが、セロリ、そば、大豆なども高い抗酸化作用で知られています。
おいしく食べてアンチエイジング!
食材には様々な栄養素が含まれていて、その働きはひとつひとつ違います。
全部を把握することは難しいですが、自分が弱いところを補える食材くらいは覚えておいて、うまく食事に取り入れていきたいですね。
いつまでも元気で若くいるためにも、サビない身体とピカピカのお肌を食事からサポートしましょう。
おいしく食べて、アンチエイジング!