たるみの原因
食生活
偏った食生活はたるみになりやすい
食生活がたるみに影響するの?と思われがちですが、食生活とたるみにも深い関係があります。
実は、アルコールや脂っこい食べ物、偏った食生活はたるみの原因となります。
お酒のおつまみというと、フライドポテトやから揚げなど脂っこいものが多く、調理してから時間が経ったものは脂が酸化してしまっています。そのため、体の中で活性酸素が発生してしまうわけです。ですから、おつまみを食べるなら冷や奴や野菜サラダ、枝豆など野菜を中心としたものや、いわしやさんまなどの青魚を使った料理を選ぶようにしましょう。
また、アルコールは少量ならば百薬の長となりますが、毎日大量に飲んでいると、肝臓に負担がかかり代謝機能が低下してしまいます。その結果、アルコール分が体に残ってしまい肌がたるみやすくなりますので、飲むならばほどほどにしましょう。
お肌のツヤを保つために
真皮にあるコラーゲンやエラスチンをいつまでも生き生きと保つには、バランスの良い食生活が大切です。とくにビタミンCとタンパク質をたくさん摂るよう心がけましょう。どちらもコラーゲンやエラスチンを作り出すのに欠かせないため、不足するとたるみだけでなくお肌のツヤも失われてしまいます。
コラーゲンは体の中で合成されないため、食事から補給しなければなりません。鶏の皮や軟骨、にこごり、ヒラメやカレイなどに多く含まれています。
また、大豆のイソフラボンが美容食材としても注目を浴びていますが、大豆をそのまま食べるよりも、豆腐や納豆というように加工したもののほうが、たるみには効果的だと言われています。摂取量の目安は納豆なら1日1パックです。他にも、レバーやホウレン草、ピーマン、ニラ、豚肉、そば、ししゃも、卵、うなぎ、チーズ、大根、タコ、イカ、イチゴ、グレープフルーツ、カリフラワーなどがおすすめです。
ちなみに、甘いものを食べ過ぎると、ハリや弾力を支えるコラーゲンとエラスチンが糖分と結びついて分解されしまうため劣化しやすくなりますので注意してください。